浦河町でエゾシカ焼却施設を建設

友人から、エゾシカの焼却施設について情報をもらいました。

自分が売るものと同じものが、片方で焼却されているという事実は、
知っていたのですが、今回はわざわざ焼却専用の施設を作るというショックな内容でした。
また、この事業に関連した囲いワナは、知り合いの先生が関係しているとのコト。。。

うーん。エゾシカのお肉がもったいないし、何も生み出さないことに資金を投入するのももったいない。

もちろん現場も努力をした結果で、関係者も残念だとは思うけど、、、
これで商売している自分は、もっと残念です。

初期投資 焼却施設2500万+ワナ200万×2ぐらい? = 約3000万円
ランニング 焼却施設70万+ワナ90万×2ぐらい? = 約250万円

これだけあったら、小規模な処理場が2、3個は作れると思うんですよ。
それは、現場も分かっているとは思うので、つまり売り先に苦労しているんだろうな。
と感じます。

クイージとしては、まずは売り先の確保です。がんばります。

■北海道新聞記事から抜粋
浦河町は8月31日、町議会産業建設常任委員会で、急増するエゾシカ対策として、
エゾシカの死骸(しがい)の専用焼却施設を建設する方針を明らかにした。
年内に着工し、来年1月の稼働を目指す。
道自然環境課によると、シカ専用の焼却施設は道内で初めて。

シカの食害などに悩む町は一度に多くの捕獲が見込める囲いわなを新設することにしたが、
これまで殺処分したシカの死骸を焼却していた町のごみ焼却施設の処理能力も限界にあるため、
専用施設の建設を決めた。

町によると、焼却施設は解体場と一体型で、町内荻伏町に平屋建て約75平方メートルで建設。
焼却能力は1時間当たり48キロ。年間約5万6千キロの処理を予定する。
道の交付金を活用し、総事業費は2500万円。

■日高報知新聞(地方誌)で、さらに詳細に記載がありました。

現在、町では1頭3,000円の有害駆除奨励金と同2,000円の有害駆除処理手数料を予算化し、
猟友会員による銃器駆除を行っているが、生息数の減少には至っていない。

平成21年の有害駆除期間における町奨励金対象の捕獲頭数は805頭で、
クリーンプラザ(ごみ焼却場)での焼却処理は7660㎏。
平成20年の狩猟期間における捕獲頭数は推計で約1200頭、日高管内全体では8380頭にのぼる。

今回新たな事業による囲い罠の設置は町・農協・森林組合・猟友会などが主体となり、
事業費として1基194万2千円(全額道交付金)。
運営経費として90万円(町助成80万円)

また、食肉販売も考えられる解体・焼却施設については
実施主体の町が事業費2500万円をかけて新設し、運営経費は70万円

 

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