尾瀬のシカによる食害
2010年1月4日の日本経済新聞に、
尾瀬のシカによる食害の記事が掲載されていました。
尾瀬国立公園中心部にいるシカの数は300頭、2009年の捕獲数は16頭
17人の兼業ハンター(平均年齢60歳)、60基のワイヤのワナ、範囲は2614ha
この数字だけを見ると、人間にとってかなり不利な状況と感じます。
理由
1.シカの生息密度が低いため、出撃してもなかなか出会わない。
2.国立公園内にまだシカを飼うキャパシティがありそう。
→これから更に増えることが予想される。
3.シカが毎年20%増えるとすると、最低でも60頭は捕獲する必要があるが、
現状の捕獲数は16頭ということで、増える方向にある。
結局、300頭を全滅させるしか方法がないのであれば、
毎年、20頭前後を捕獲するのではなく、
1年で、300頭丸ごと捕獲する方法を考えないと、
いつまでも費用をかけ続けることになりそうです。
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