食品衛生責任者養成講習会

クイージで、食肉販売業の営業許可を得るために、
今日は、食品衛生責任者養成講習会に行ってきました。

食肉販売業の営業許可は、エゾシカ肉の卸を行うために必要な許可です。
営業許可がなくとも、エゾシカ処理場からお客様のところへ 『直送』 することは可能ですが、
(保健所の方に教えていただきました。東京都だけかも知れませんが・・・)
クイージの事務所内に、今後在庫を確保する場合は、営業許可が必要になります。

さらに、食肉販売業の営業許可には、この食品衛生責任者が最低でも1名必要になります。

講習会は、最後にテストがあるものの、テストで落とされることはなく、
9:45~16:30の講習を受講すれば、めでたく食品衛生責任者となれます。

いくつか興味深い話を聞けました。

1.営業許可は、都道府県
同じ施設を準備しても、東京都はOK、神奈川県はNGなんてこともあるそうです。
所管の保健所(担当者)でも、若干違う基準を持っていたりするので要注意。

2.食品衛生責任者は、全国共通になった。
以前は、各都道府県で食品衛生責任者の資格を取る必要があったそうです。
講習会の内容も、東京とは2日間びっちり、別の県は3時間など、大きな差があったそうです。

3.保健所はかなり強い権限をもつ
よく、警察が捜査の一環で、何かを押収することがあります。
これは、警察ではなく、裁判所が押収の必要性を認めたから押収できます。
一方、保健所は裁判所からのOKをもらう必要なく、レストラン等で商品を押収することが可能です。
ある意味、警察よりも強い捜査権限をもっているとも言えそうです。

4.食品衛生に関する資格
これは、私自身まだ理解できていませんが、例えば食品衛生管理者といった資格があります。
ハムやベーコンの製造販売をする場合は、必要な資格で、取得はかなり難しいそうです。
40日程度の講習や、3年以上の実務経験などが必要だそうです。

タベルマン
食中毒防止隊タベルマン
渋谷の食品衛生センターに貼ってありました。。。

 

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