300円居酒屋

先日、渋谷で友人と飲む機会がありました。
せっかくなので、最近話題の300円居酒屋を見てきました。

このビルは、300円居酒屋が3店舗も入っていて、どのお店も満席でした。
若者が多いものと思って店内を見てみましたが、ほとんどがサラリーマンです。
かなりはやっているようです。

別の記事を見てみると、客単価は飲み物込みで2000円。
居酒屋としては破格の単価と感じました。

先日のエゾシカ肉は、部位によって価格は大分と違いますが、
安い部位でも、200円/100gです。
一人前 50gとしても、肉だけで100円もかかり、原価率30%です。
まったく商売にはなりません。

店員の対応も、今までの居酒屋と変わらず、悪くなく、
料理の内容もまあまあ。(最高級ではもちろんないですが、まずくもない。)

今までの居酒屋と比較して、単純に値段が下がっただけのような気がします。
この価格で出せるということは、食材の生産者はいったいいくらで出しているのでしょうか?

悪くない食事を、とても安い価格で提供することは、
消費者として歓迎すべきことですが、生産者は商売として成立していないのでないか、
とても心配になりました。

300円居酒屋
渋谷センター街にある300円居酒屋ビル
すでに、300円ではなく、270円になっています。
デフレは誰が得をするのでしょうか?

 

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