シカ皮の有効活用について

今日、別件で新宿の電気屋さんに行きました。
ふとワゴンを見たら、こんなモノが置いてありました。
シカ皮セーム、420円です。

家に帰ってから、HARP社のサイトを見てみました。
シカ皮のページ
HARP社はそもそも、ジュエリー、アクセサリー製作のための彫金工具、機械、用品の製造・輸出入 を行っている会社で、
その中の、一商品のようです。
このシカ皮セームは、中国のキョン(小型のシカ)の皮だそうです。

北海道のエゾシカも、もちろん皮が取れるわけですが、
今のところ、有効活用はできていないので、何か考える必要があります。
このキョンのシカ皮セームを見て、とても参考になりました。

キョンのシカ皮セームは、大事なカメラや、モバイル機器を拭きたい人用においてあるようです。
拭きたい人に売るわけなので、シカ皮セームのライバルは、同様の機能を持った、化繊の布、ブラシなどになります。
売り方としては2つあると思います。
1.シカ皮セームのほうが、化繊やブラシと比較して、ずっと機能的、値段的に優れていることをアピールして売る。
2.シカ皮好き、キョン好き、革好き、デザイナー好き、HARP社好きなど機能以外を評価する人に売る。

安くたくさんの量を売る必要があるのであれば、1.の戦略で、多くの人の目にふれる売り方を行う。
それほどの量がないのであれば、2.の戦略で、高い価格で、こだわりのある売り方を行う。

がよいかと思います。

売値で、420円を実現できるのであれば、1.の戦略があたりかも知れませんが、
結局、売られ方は、ワゴンでの超特価の安売り。
シカ皮セームであれば、2.の戦略のほうが、ふさわしいのでは?と思いました。

 

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