ウォルマートについて 日経ビジネス(2009/7/27)
ウォルマートについて
同じく、EDLPを掲げているOKストアは、とても好きなスーパーだが、
なぜか、ウォルマートは好きになれない。
今は良くなってきていると記載されていたが、ウォルマートが買収した西友の事例を見ても、
否定的に見ていたし、ウォルマート業績悪化と報じられて、『うんうん。もっと悪くなれ。』
と思っていた。
一方、OKストアは、特別株を出すというニュースを見て、今年は買うぞ!とまで思っている。
この違いは、どこから来るのかを考えてみたい。
1.同じところ
小売業、特売中心ではなく、EDLPを掲げる。
メーカー、生産者に厳しい
(両者とも、『いやいや、厳しくないんだよ~』と言い訳するところも同じ)
2.違うところ
規模、ぜんぜん違う。店舗数が1000倍以上違う(笑)
アメリカ中心で、全世界に展開⇔東京の端で地域密着
低価格スーパーのみならず、様々な価格帯の小売、さらに銀行やレストランまで
その他の違いとして、OKストアの細かい取り組みはひとまず置いておいて。
(OKストアの取り組み、大好きです。)
オネストカード
食料品の3%引き
競合店に対抗してPOP などなど
おおざっぱに、違うところは、2点と思う。
①規模が大きいこと、②多角化していて社会的インフラを担っていること。
日本人的な感覚、関西人の感覚なのか、『圧倒的トップは嫌い』
という感覚がまずあるのは確かだが、
一番、気持ちが悪いのは、社会的インフラを一社で担ってしまっていることにあると感じている。
ウォルマートが来るまでにあった社会的インフラを一度完全に壊して、
都合よく合理的に作り直してくれる。
成長して、大きくなる宿命があるにもかかわらず、
大きくなって強くなると批判される。ジレンマか。。。
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