ファミリーマートの戦略 日経ビジネス(2009/6/15)

リーダーの研究 ファミリー マート上田準二

ファミリーマートだけではなく、コンビニエンスストアの大義名分

・常に鮮度の高い物を欲しい時間帯に欲しい数量だけ買うことができる。

 →コンビニエンスストアに対するニーズ、使われ方

を、明確に定義し確信していることがとてもさわやか。

一方で、コンビニエンスストアが廃棄物など、食べ物の無駄を生んでいることは確かであるが、

この大義名分を掲げられたら、そこで働く社員にとって

会社が成長すること=社会貢献

と思うことができる。

また、社長の現場目線のキャッチフレーズも現場社員に効果が高いと思う。
 ・小売りはお祭りだ。

 ・改革に必要なのは元気・勇気・夢

緻密な実行計画を立てて、実行管理を行うのではなく、

現場モチベーションの向上を第一目標におくリーダーシップである。

前回、記載したユニクロの社長と逆の考え方であり、

部下の活躍を盛り立てるリーダーが上田さんである。

なぜその会社が存在するのか?

会社が大きくなることが、なぜ社会にとってプラスになるのか?

を社員一人一人の腹に落とすことができれば、モチベーションを
あげることができ、頼ることができる実行部隊を組織化することができることの実証と感じた。

万年3位であり、上位の2社は非常に強力であるが、

こんな面白いリーダーの下、ファミマの今後が面白いと思う。

 

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