地域活性化の逆→地域縮退策を考えるべきでは?

どこの地域も、沈んでしまった地域を盛り上げるために、
地域振興策をつくり、地域活性化を試みています。
しかし、どこの地域でも成果を上げることには苦労していると聞きます。

いろいろな地域の事例を見たり聞いたりしてみましたが、
失敗の原因は、悪しき平等主義にあると感じています。
人・モノ・金といった資源が限られるにもかかわらず、
数ある振興策に対して不平不満がでないように均等に資源を割り振り、
結果として、どれも中途半端になっているのでないでしょうか?

企業においても、業績が悪い部門を縮小し、伸びている・伸ばす部門に、
資源を選択・集中させたり、事業規模自体を縮退させたりしています。
(もちろん、簡単ではありません。痛手です。)
企業が生き残りのために、強い意志とリーダーシップを持って、
行っている選択・集中や、縮退を地域も見習うべきと感じています。

一度、縮退して、身軽になってこそ、次の新しい振興策が取れるのではないかと感じています。

平等に資源を割り振らないため、今までよりも多くの不平・不満が出ることが予想されますが、
このまま、中途半端に資源の平等配布を行っても、
地域は沈んでいく一方なのではないかと危惧しています。

 

Tags: , , ,

Comments

No comments so far.

  • Leave a Reply
     
    Your gravatar
    Your Name