食鶏処理場見学
2月6日、8日、茨城県水戸市にある斉経食鶏にてプロの廃鶏処理を見学してきました。
食品衛生法上、鶏肉を販売目的で処理する場合、
保健所から営業許可を得た食鳥処理場で衛生的に処理する必要があります。
廃鶏を販売することを目指し、斉経食鶏の高橋さんにご協力いただくことになり、
今回はその処理手順の見学を行ってきました。
今までの茨城県半田の卵農家の田中さんの処理も丁寧で、
手際よくすばらしいと感じていましたが、斉経食鶏の高橋さんの処理は、
それ以上に手際よく、まさにプロの仕事でした。
大きな違いは、専用の機械による羽むしりと解体スピードです。
1.専用の機械による羽むしり
数羽単位で処理するのではなく、数百の単位で処理します。
処理で一番時間がかかり大変なのは、羽むしりです。
羽むしりの工程で高橋さんは専用の機械を用いています。
洗濯機の内側にゴムの棒がついたような機械に、
鶏を入れて2分ほどまわすとかなり綺麗に羽がむしられます。
2.解体スピード
今までは、(よく切れると思っていた)小出刃包丁で解体を行っていましたが、
高橋さんは、『ほねつき』という刃物で解体しています。
この刃物がとてもよく切れます。比較すると、今までの小出刃はのこぎりでした(笑)。
(さっそく、ほねつきは調達をお願いしました!)
もちろん、高橋さんの手際も恐ろしく早いです。
動きに無駄なく、また取れる肉や皮はすべて無駄なく取ります。
1羽あたりの解体スピードは
私(素人) | 30分 |
田中さん(卵農家) | 10分 |
高橋さん(処理プロ) | 5分 |
といった感じでしょうか・・・
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