ガラス浮玉スピーカーについて
友人からガラス浮玉をスピーカーにしてみては?というアイデアをいただきました。
丸くてかわいいガラス浮玉が、天井からぶら下がって音楽を聴ける。
・・・なんてかなりオシャレではないでしょうか?
さっそく、スピーカー試作品を作ることになりました。
とはいえ、スピーカーのことなどほとんど知りません。
凝り性の友人が洗濯機ほどもあるスピーカーを持っていたことや、
最近では、iPod用のスピーカーが売っていたり、
値段も、数百円から、何十万もかかるものまであり違いが良くわかりません。
ここは専門家にお聞きするしかないということで、
秋葉原のコイズミ無線さんに、いろいろと聞いてきました。
1.そもそもガラス浮玉でスピーカーを作ることについて
→音的に悪くないと思う。
スピーカーの材質として、ガラスはボックス内での音の反射が大きいので、吸音材が必要。
球状の形は良い。できればタマゴ型がよいけど、丸も悪くない。
2.接着面について
→ガラスとスピーカーユニットは接着剤でくっつけるか
(ゴム状になる弾性接着剤がお勧め、エキポシ系でも可)
木材(合板)をはさんでガラスと接着するか・・・
やってみないとわからないけど、木材ではさんだほうが良い音が出るかも。
3.吸音材
→音がガラス浮玉の中で反響する。
それを止めるために、吸音材をガラス浮玉(スピーカーボックス)にいれること。
吸音材は、グラスウールが一般的だけど、布か紙を小さく折ったものでも可。
まあ、なくても問題ないかもしれないし、あったほうが良いかもしれない。
位置、大きさなどを変えてみて試してみるしかない。
4.スピーカーのサイズについて
→スピーカーはサイズもとても重要な要素。
電気信号を空気の揺れに変換する際、ユニットが小さいと低い音(長い波)を表現しにくくなる。
スピーカーボックスも同様で、中に入っている空気の量が少ないと低い音を表現しにくくなる。
つまり、ガラス浮玉は、なるべく大きいほうが音が良くなる。
8cm、11cmとガラス浮玉があるのであれば、11cmがよい。
なるほど。。。ありがとうございます。
ということで、小泉さんのお勧めスピーカーユニットを購入しました。
フルレンジスピーカー
内径 38mm
外径 40mm
(@2100円)
あと、近くのヨドバシカメラさんで、簡単なアンプ付スピーカーを購入しました。
アンプをつなげられない環境(iPodでクルマの中など)で聞けるように、
もっと簡単な(音はいまいちだと思うが)スピーカーも製作してみます。
アンプ内臓スピーカー(単4電池×2)
これを分解して、ガラス浮玉につけようと思います。
(1200円)
ガラス浮玉もスピーカーの径にあわせた穴あけ、スピーカーコードを通す穴など、
今までとはまた違う加工を行う必要があるので、また試作品の完成次第、出していきます。
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