ガラス浮玉のふるさと 北海道積丹の海
以前から東京で作成したガラス浮玉を使った商品の試作品を携えて、
ガラス浮玉のふるさと、北海道積丹の海へ行ってきました。
向かう場所は、今回、試作品用のガラス浮玉を提供していただいた、
ゼムハウス 藤田さんのところです。
藤田さんは、笑顔がとても素敵な海の男でした。
さて、ゼムハウスは積丹の海を舞台にしたダイビングショップです。
毎日のように積丹の海にもぐっているので、積丹の海の変化を、直接目にしています。
藤田さんがおっしゃるには、
『昔の積丹は海底に昆布がぎっしり生えていて豊かな海だったけど、
最近は、磯やけで、何も生えていない。生き物の数も種類もとても減ってしまった。』
との事です。
海の生き物たちにとっては、磯やけは生死がかかる問題であり、
(すでに、積丹からいなくなってしまった生き物も多いでしょう。)
海を利用している漁師さんにとっても生活がかかる深刻な問題です。
都会に住み、北海道の美味しい魚介類を購入し、美味しく食べている我々にも、
何か果たすべき責任があるのではないかと感じます。
クイージで販売する予定のガラス浮玉ですが、しっかり都会と海をつなげて、
海にその売上を還元する仕組みを作っていきたいと思います。
単純に販売するだけではなく、今の海がどうなっているのか?どうすればよくなるのか?を
都会の方に知っていただくことも活動として行いたいと思います。
眺めるとそこには、いつも同じ海が広がっていて、変わることのないものと思っていました。
たしかに、海はいつも同じ表情を見せてくれていますが、
実は、その海の中は深刻な状況になっているということです。
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